2010-12-30 綿矢りさ『勝手にふるえてろ』 記憶の本棚−ほんの感想 年末年始の休み前に、図書館から久しぶりにたくさん借りてきた中で、すぐに読んだのが、綿矢りさの『勝手にふるえてろ』どんどん読んだ。前作の『夢を与える』と同じく、綿矢さんって、「イジワルなんだなあ」と思った。『夢を与える』のテーマも、『勝手にふるえてろ』のテーマも好きだ。『インストール』はみずみずしいデビュー作、『蹴りたい背中』は青春の小説の傑作。 でも、『夢を与える』の最後の展開のことをよく考える。