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HPの新アドレスについて

http://www.geocities.jp/utataneni/tape.htmlに以下を追加しました



ホームページのアドレスがhttp://www.geocities.jp/utatateni/に変わりました。旧アドレスのhttp://www.geocities.co.jp/Bookend-Yasunari/1951/でも表示されます。
リンク切れを見つけましたら、ご一報下さると、うれしいです。


 geocitiesでは、http://www.geocities.jp/***** の *****の部分は、IDやニックネームだそうです。わたしは、ただサイトに名前をつけるような気持ちで考えました。イタリア語の単語(ルネサンスのパオロという画家の名前であり、鳥のuccelloとか、ポストカードにあった、無人の浜に一艘だけ描かれている舟 barca、小鳥の飛び立つ山 collina)にするつもりでした。ところが、もう登録されているのでした。がっかりして途方に暮れたのですが、いま思うと、拒絶されたことがよかったのです。
 携帯電話のを決めたときのように、大島弓子さんの作品名や、エミリー・ブロンテの『嵐が丘』の原文の好きな言葉を、あるいは樋口一葉の『にごりえ』や、枕草子、古今和歌集、梁塵秘抄の「舞え舞え蝸牛」、閑吟集を考えてみました。日本語に浸っているうち、知ったかぶりで外国語にするのは、はずかしくなりました。
 そうしてわかったことは、わたしは短い名前にしたかったのだけど、そうすると、母音と子音の組み合わせで、日本語として想像するより長くなること。また、名詞に限られるということ。しかし、日本語の名詞では、サイトの名・住所・字(あざ)というか、(わたしのなかでの)愛称の一つではなく、いかにも管理人の名前になってしまうし、意味が限定されます。
 そんなとき、本をぱらぱら見ていて知ったのが、『にごりえ』というタイトルは新古今和歌集の歌にもとづくということ。また、遊郭とそのまわりの下町の少年少女に恋あり、戦いあり、忠義ありの青春挽歌(?)・哀歌『たけくらべ』が、有名な伊勢物語の第23段、いわゆる「筒井筒」を典拠にしているということでした(ぜんぜん気がつきませんでした!)
 そんなわけで、また無い頭をひねって、ようやく古今和歌集、小野小町の「うたたねに」(うたた寝に)に決めました。夢はいろいろなことを教えてくれるからでもあります。
 ・・・ところがいまは、大島弓子さんの作品から「itsukamidorini」(いつか緑になる日まで)とか、「budouya」(葡萄夜)とか、そのほかいろいろな佳作のタイトルにあやかるのもよかったなあ、と残念にも思っています。