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田辺聖子さんの異色作 親は悪くない

『夕ごはんたべた?』


ここにあったものは削除してhttp://www.geocities.co.jp/Bookend-Yasunari/1951/books/Yuugohantabeta.htmlに書き直しました。





 天性の小説家・田辺さんの作品はたくさんある。私が読んだのはまだ40作くらいだ。
 お気に入りの小説は『隼別王子の叛乱』『舞え舞え蝸牛 新・落窪物語』『おちくぼ姫−落窪物語』(『田辺聖子が語る「落窪物語」』)、『愛してよろしいですか』『風をください』『日毎の美女 新・醜女の日記』『私本・源氏物語』『新・私本源氏 春のめざめは紫の巻』『異本 源氏物語  恋のからたち垣の巻』『姥ざかり』『姥ときめき』『姥うかれ』『姥勝手』『お目にかかれて満足です』『苺をつぶしながら 新・私的生活』『返事はあした』『恋にあっぷあっぷ』『宮本武蔵をくどく法』『9時まで待って』『不機嫌な恋人』『お気に入りの孤独』『鏡をみてはいけません』

 しかし、これらの聖子さん(となぜか呼んでしまう)の夢と、かわいいもの・美しいものを愛する感性に彩られたロマンスとはちがって、『夕ごはんたべた?』は、我が子のことで苦しむ中年夫婦をとりあげている。
 

単行本刊行1975年9月。
新潮文庫1979年3月発行、1991年3月23刷